BUSINESS CONCEPTビジネスコンセプト
 
ネットワークを生かした設計活動

国内外における豊富な設計・監理の経験を生かして、独自の協力体制を築いています。海外においては、香港オフィスをはじめイギリス、アメリカ、アジア諸国と国際的なネットワークを持ち、グローバルな視野で設計活動を展開しています。 国内においては、各地域の設計事務所と連携しながら、地元の風土に根差した建築を目指しています。

プロジェクト・マネジメント

国内外の建築設計・監理のプロジェクトマネジメント業務(PM)を行います。日本の建築家の海外での設計活動のサポート、契約のコーディネイトや現地事務所のアレンジメント、あるいは海外の建築家の日本での活動のサポートを行います。
これまでのアメリカやイギリス、スペイン、中国、香港、その他アジア諸国での多くの経験実績を生かし、建築家の目線から包括的なマネジメント業務を行い、困難な条件においても良い建築を成立させるお手伝いをさせて頂きます。

環境建築

従来のスクラップ・アンド・ビルド型による更新を続けるのではなく、既存建物を整備し、都市のストックとして有効活用することが重要なテーマだと考えています。耐震改修やエコ改修を含めた、リノベーションやコンバージョン(用途変更)によってより良い建築として再生させることを目指しています。
また古民家や古建築を、現代の要求に即しながらも本来の質を損なわずに改修し、次の時代へと引き継いでいくことが重要だと考えています。技術面においても、我々が開発した貫格子壁のように、伝統的技法を現代の安全基準に合わせて蘇らせています。保存改修技術を持った専門家と協働し、改修から環境整備、さらに運営計画に至るまで総合的に携わっていきます。

保存と再生

これからの建築において地球環境への負荷低減が不可欠なテーマとなります。我々は先進的な環境技術や環境に配慮した建材の使用を積極的に行っています。 それぞれの地域の気候・風土に即した技術や材料を適切に選択し組み合わせることで、建物の省エネ化とともに快適な空間の実現を目指しています。
また近年、エコ建材として木材の利用・木造建築が見直されつつあります。積極的な木材利用は国内林業の活性化に繋がります。我々は、身近に触れる素材としての木材の良さに着目し、その可能性を追求しています。その一つとして2008年「南方熊楠顕彰館」は、地域林業の活性化と伝統工法の活用を高く評価され、林野庁長官賞を受賞しました。

総合的なデザイン

建築物を最大限価値あるものとして生かしていくためには、単なる容れ物の設計に終わるのではなく、運営プログラムから展示デザインやグラフィックデザインに至るまで、その中に納まるものを含めてトータルに計画していく必要があります。我々は各分野の専門家とのパートナーシップを生かして、建築の総合的なプロデュースを行っていきます。